2016年6月3日金曜日

CJ#3 富士見大会:レースレポート



大会名:         CJ#3 富士見大会
開催日:   2016529
開催場所:  長野県・富士見パノラマスキー場
カテゴリー: エリート男子
リザルト:       4位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

5月もいよいよ最終週。国内第3戦目となる富士見大会の日を迎えた。
2月から続いている連戦も今回の大会でひと段落するため、最高の走りをしてシーズン前半戦を締めくくりたいところ。朽木、八幡浜と体調は決して悪くなく表彰台に登る走りはできているが、ゴールまで先頭に絡むような走りを実現できていないために悔しさばかりがたまっていた。今回の富士見では必ず勝つ。強い想いで準備してきた。

富士見のコースは例年とは少し変わり、だらだらとした登りが減って短時間&ハイパワーな登りが増えた印象。下りはリズムが悪くて走り辛かったが、大きなミスさえしなければ他選手と差が開くことはない。自分にとってはかなり好きなレイアウトであったので気合は十分。勝ちたいからこそ、スタート前はとても緊張していた。まるでこれまでの全日本選手権の時のようだと思った。緊張するからこそ最高のパフォーマンスを出すことができてきた。今までのレースではこの気持ちが足りていなかったなと感じる。そして今日は最高の精神状態でレースができることが楽しみでならない。

そしてスタート。落ち着いてクリートを嵌めて、ペダルを踏み込む。脚の重さも感じずに順調に加速し、先頭に立った。シングルトラックに入る前に新たにロックセクションが増設されたため、スタートで出遅れると必ず渋滞に巻き込まれる。狙い通りに先頭で下りに入れたので、落ち着いて自分のライン取りで下る。登りも試走で決めていた場所でダンシングを入れながら先頭で積極的に飛ばしていく。コース中盤の芝の直登でBHの中原選手に追い抜かれるが、予想していた動きであったのでここは問題なく付いていく。少し2人で抜け出すような形になってコース最後の芝の直登に入るが、ここで一気に差を広げられてしまった。

2周目、ホームストレートの登りで予想以上にスピードに乗らない。脚が重いというよりはペダルに体重が乗っていかない感覚。仕方なく軽めのギヤに切り替えて登っていくが、先頭との差はぐんぐんと開いていってしまう。2周目に3位、3周目に4位と順位を落としていき、一向に良い感覚が得られないままレースを進めていく。このままでだらだらと順位を下げ続ける最悪なレースになってしまう。脚がかからないセクションでは無理に踏むことを諦め、得意意識のあるセクションで自分の力を発揮することに集中する。

最終周回。チームメイトの星矢さんの背中が見え出すが、ペースは最後まで上げることができない。とても悔いの残る4位でのゴールとなった。

思うように走れていない中で無理矢理に力を発揮したため、とても疲労したレースであった。八幡浜からできる限りの準備はしてきたつもりではあったが、却ってパフォーマンスを下げる方向に進んでしまっていたように思う。登りの斜度が緩んだ場面で回転数を上げることができず、ゴールまでぎこちないペダリングになってしまっていた。レース中の動画を見返すとポジションに関して色々と反省点が多く、訳も分からず走れなかったというレースではない。1ヶ月半後の全日本に向けては修正していけるとは思っている。

ともあれ今回の富士見も本当に勝ちたいレースであったので、思うように走れなかった自分にストレスは溜まっている。サポート体制も完璧にして頂いていたために、結果で応えることができなかった自分に腹が立つ。今の自分にできることは、今回のレースを「失敗だった」と切り捨てて終わるのではなく、何が原因で思うように走れなかったのかをしっかりと分析し、次のレースに向けての成長のきっかけとなるように繋げていくこと。
次に富士見を走るのは4連覇がかかった全日本選手権。ここで最高のパフォーマンスを発揮するために、今できることは沢山ある。モチベーションは高く保てているので、体調に十分に気を使いながら、自信満々の状態で全日本の日を迎えられるように準備していきたい。

沢山の応援、本当にありがとうございました。
苦しいレースであったからこそ、本当に力になりました。
そしてこれからもどうぞ宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com

コンポーネンツ   SHIMANO XTR Di2 (http://www.shimano.co.jp

フォーク     SF16-AXON werx RLRC 15QLC2-Ti-CTS-27. 
         (https://www.riteway-jp.com/pa/sr_suntour/sr_suntour.html)

シューズ       SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(レッド)
                                     (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         レジェフィットプロ
         
サングラス        OAKLEY (http://jp.oakley.com
         JawbreakerPRIZM ROAD
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                            レース中:SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         グラフィック プルオーバータイプ(Polka dot Red


2016年5月18日水曜日

Coupe du Japon MTB Yawatahama:レースレポート


大会名:         Coupe du Japon MTB Yawatahama
開催日:   2016515
開催場所:  愛媛県・八幡浜市
カテゴリー: UCI Class1
リザルト:        3
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

いよいよシーズン前半戦の山場とも言える大会を迎えた。
国内戦の第2戦にして、リオオリンピックの選考を兼ねている八幡浜大会。
そして国内唯一のUCI class1のレースでもある。

多くの選手がこのレースにピークを合わせてきている上に、全日本選手権にはU23クラスで出場する自分としては国内のレースで山本幸平選手と戦える数少ない機会でもある。体調は良いことは前日の試走の段階から分かっていたので、積極的に勝負を仕掛けていきたい。
八幡浜のコースは1ヶ月前に個人的に合宿を行なって走り込んでいたので、細かいライン取りまで全て頭に入っていることも自信に繋がっていた。

スタートは1列目から。シングルトラックに入るまでのアスファルトの路面は意外と距離があるので、最初から先頭に立つと脚が持たないと判断。狙い通りに2番手の位置に付けてアスファルトを駆け抜ける。後ろから伸びてきた2人に追い抜かれてしまったが、4番手とまずまずの位置でシングルトラックに入ることができた。下りは非常に高速だがライン取りが完璧に頭に入っているので、全く転ける気はしない。非常に集中していて、余裕を持ちながら落ち着いて走ることができている。下りで3番手に順位を上げ、トップの山本選手とメリダの小野寺選手にぴったりと付いていく。桜坂で山本選手のペースアップがあるかと思っていたが、本調子ではないのか周りの様子を伺っているように見えた。自分としても脚の調子は良いのだが先頭に出るほどの余裕はなかったので、4番手の位置でマイペースを心がけて走る。

1周目を終えて4名の先頭パック。後ろの選手とは大きく差が広がっていたので、今日はこの4人での勝負になることが分かった。グランド区間で少し油断してしまったことで2秒ほど前の3人から遅れることになり、向かい風の中を単独で追いかける。すぐに差は詰まり追いついたのだが、本来休まないといけない区間で無駄に体力を消耗してしまった。こういった僅かなミスを今後はなくしていかなければならない。

シングルトラックに入る手前で3番手に上がり、ハイスピードに下っていく。BHの中原選手が先頭に立っているが、彼とは練習仲間でもあるので非常に調子が良いことが一目でわかる。絶対に遅れてはならないと頭では分かっているのだが、短い登りで数秒の差が開き、徐々に遠のいていってしまう。いつの間にか自分の後ろに選手もいなくなっており、3番手単独となってしまった。前の2人が熱い勝負をしていることが分かったので自分もそれに加わろうとペダルを踏み込むが、レース中盤には1分ほどの差がついてしまい、なかなか視界に捉えることができない。

調子が良いのでラップタイムが落ちることはなく後ろとの差は広がっているようだが、自分がしたいことは表彰台を確実にする走りではなく、先頭争い。淡々と走ってしまっている自分に腹が立つのだが、ペースは落ちることもなければ下がることもない。
もちろん身体はキツくて追い込めてはいるのだが、レースでしか味わえないアドレナリンと自分の限界を超える走りを引き出せていないといった感じ。ラスト2周で2番手単独となった中原選手との差は若干詰まったが、最終的に1位の山本選手と1分半、中原選手と45秒差でフィニッシュ。3位でレースを終えた。

昨年は7位に終わった八幡浜。このレースを通して自分の成長を感じた部分はたくさんあったのだが、もっとできたはずだという悔しい想いに溢れている。今の自分の課題ははっきりしていて、2〜3周目をどう乗り切るか。ここでペースを落として先頭争いから脱落してしまうレースが続いている。目的にあった練習と、限界を超えてやるという強い気持ちを持ってしっかりと準備し、次戦の国内第3戦となる富士見大会で最高に熱い走りをしたいと思います。優勝でなければもう満足できません。

今後とも応援のほどよろしくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com

コンポーネンツ   SHIMANO XTR Di2 (http://www.shimano.co.jp

フォーク     SF16-AXON werx RLRC 15QLC2-Ti-CTS-27. 
         (https://www.riteway-jp.com/pa/sr_suntour/sr_suntour.html)

シューズ       SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(イエロー)
                                   (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         レジェフィットプロ
         
サングラス             OAKLEY (http://jp.oakley.com
         JawbreakerPRIZM TRAIL
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                            レース中:SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         グラフィック プルオーバータイプ(チームヘイロ)


2016年5月10日火曜日

Coupe De Japon #1 Biwako-Takashima Stage:レースレポート


大会名:            Coupe De Japon #1 Biwako-Takashima Stage
開催日:   201653
開催場所:  滋賀県高島市 朽木スキー場
カテゴリー: エリート男子
リザルト:       2位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

いよいよ国内でもMTBシーズンの開幕戦を迎えた。
今シーズンは既に2月からMTBシーズンをスタートさせて海外で数多くのレースを走ってきているため、自分にとっては開幕戦という独特の緊張は感じない。ただただこの朽木は絶対に勝ちたいレースであり、勝てる自信のあるレースでもあったので、いつも以上に気合を入れて準備をしてきたことは確かである。

朽木のコースはとにかく長いヒルクライムが特徴的で、この登り区間だけでほぼ勝負が決まると言っていい。レース3日前に一度会場に入り、登りで使うギヤ比やペース配分を入念に確認した。フロントはダブルギヤにしようかとも考えたが、インナーギヤを使っていては優勝はできないと判断。フロントシングルで32Tを選択した。

過去2年のレースでまともに走れたことがないコースであるだけに苦手意識があったが、長く単調に見えるヒルクライムの中でも微妙に斜度の変化があり、その斜度に合わせるようにパワーをコントロールして登ることができれば、意外と楽にライバルに差を付けられると感じた。他選手のペースが上がらなさそうなポイントを分かっておけば、体力を温存しながら勝負ができる。

下りも高速な区間が多くて意外と差が開きやすいので、DHのエリートライダーでもあるサンツアーの今泉さんに下りのライン取りを丁寧に教えてもらう。今回のレースでは登りで5秒でも相手を引き離せば、下りで確実に逃げ切れるという自信がある。
そして久しぶりにチームマッサーのJoeさんにカイロプラクティックで身体を整えてもらったことで、ウォーミングアップのときから脚はとても快調に回る。芯があるペダリングをすることができている。準備万端でスタートラインについた。

あまりにも最初の登り坂の距離が長いため、いつもの7割くらいの力でのスタート。考えていることは皆同じであるのか、全力ダッシュをしなくても遅れることはない。自分が狙っているのは2〜3番手のポジションであるので、少し集団のスピードが落ちたところで前に上がって狙い通りの位置につける。BHの中原選手の後ろについて登っていくが、あまりにも横風が強いので風下に隠れて少しでも体力を温存。十分に余裕があるペースだったので大人数のパックになっていると思っていたが、頂上付近で後ろを振り返ると3番手以降とは10秒以上の差があり、完全に2人で抜け出している状況。これは大きなチャンスだ。下りを終えるとさらに後ろとの差が広がったので、今日は2人での勝負になるとわかった。昨年の全日本以来の一騎打ちなのでワクワクする。コース後半の登りで先頭に出てみるが、7周回という長丁場のレースであることを考えてペースは抑え気味で登る。

2人のパックで2周目へ。長い登り坂に入るが、中原選手のペースが速く感じる。特にペースを上げているわけではないと思うのだが、自分の身体が予想以上にきつい。絶対に離れてはいけない場面であると分かっているのだが、じわじわと開いていく差。後半になれば追いつけるという油断もあったのかもしれない。3周目もタイム差を広げられ、一気に2分近く開いてしまった。自分としては悪くないペースで踏めているのだが、全く縮まらない。絶対に負けたくない相手だけに、これだけタイム差が開いても諦める気持ちは微塵も湧かない。ラスト2周回でタイム差が縮まり出したものの、序盤の遅れを取り戻すには至らず、2位でのゴール。とても悔しいゴールとなった。


せっかく一騎打ちという自分にとってもお客さんにとっても最高に面白い展開に持ち込んでおきながら、あっけなく勝負を決められてしまったことが本当に悔しい。自分としては調子よく動くことができていたが、2周目のパフォーマンスが悪すぎた。とにかく勝ちたいレースであっただけに本当に悔いが残るが、ミスではなく実力で負けたのであるから、自分にできることは練習あるのみ。正しく前に進んで、次戦の八幡浜大会で最高のパフォーマンスを発揮したいと思います。

地元、滋賀県ということもあり、今回のレースでは沢山の方々に応援して頂きました。
本当にありがとうございました。

今後とも宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

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フォーク     SF16-AXON werx RLRC 15QLC2-Ti-CTS-27. 
         (https://www.riteway-jp.com/pa/sr_suntour/sr_suntour.html)

シューズ       SHIMANO  SH-XC90

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グローブ     Kabuto  PRG-5(レッド)
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ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
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サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
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                            レース中:SAVASスポーツウォーター 
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