2013年5月20日月曜日

UCI World Cup XCO 1:レースレポート


レース&観戦でくたくたです(汗)
明日の朝、次のワールドカップ開催地のチェコに移動。
700km以上の車の旅です...ort

とりあえずレースレポートをアップしておきますね!
おやすみなさい!!!

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大会名:   UCI World Cup XCO 1
開催日:   2013/5/18
開催場所:  ドイツ・Albstadt
カテゴリー: アンダー23
リザルト:     69
天 候:   晴れ
コースコンディション: ウェット

ようやく2013年のワールドカップが開幕した。
今年初戦のMTBレースを走ってから既に2ヶ月以上たっているが、ここからが本当の意味で2013年のMTBシーズン幕開けと言えるだろう。
自分にとっては初めてアンダー23クラスで走るワールドカップであったが、ここまで多くのレースをこなしてきているためか特別な緊張は全く感じずにスタートラインに立つことが出来た。

スタート位置は先週のアジア選手権で獲得したUCIポイントが反映されたために、120人中の5列目と予想以上にいい位置に並んだ。この位置であればスタートでの混雑は言い訳にできない。実力があれば充分に前に上がって行くことが可能な位置だ。

集中力を高めてピストルの音で一斉にスタート。思うように順位は上げられなかったが集団に埋もれることはなく無難に平坦区間をこなしていく。そして登りに入る。ここで予想外なことが起きた。息が上手く吸えないのだ。呼吸は荒いのだが全く酸素が入ってくる感覚がない。登りが長いコースであるためペースが上がらない自分を後続の選手がどんどんパスしていく。今まで感じたことのない感覚に焦りを覚えるがどうすることも出来なかった。
1周目は40番手後半で通過。2周目、3周目と登りに入るたびに抜かれ続ける。こうなってくるとレースに対するモチベーションを保つことも難しくなってくる。なんとか集中し直さねば

ラスト2周に入り、この苦しさは来週のレースのための練習だと思うことにした。どうやら今日は調子というより、体調が良くない。こんな日はもう仕方がない。しかし来週のレースのためだと思えばまだ頑張れるのではないかと思った。普段の自分は試走で試したライン通りにしか走らないのだが、思い切って前の選手が通った最速ラインにチャレンジしてみる。すると案外簡単にクリアできた。やはりレースでしか出来ないこと、今日しか挑戦できないことがあるはずだ。残りのレース時間で思い切りやってみようと気持ちを立て直す。

ラスト一周、前を走るのは僕と同い年生まれのスイスの選手、あのトーマス・フリシュクネヒト(1996年世界チャンピオン)の息子だ。去年のジュニアクラスでは全く相手にならなかった選手だが、その彼も今日は僕と同じ位置で苦しんでいるようだ。登りで少し差を広げるが、さすがスイスの選手らしく下りが速くて、なかなか差を広げられない。コース最後の下りに先に入られてしまい、懸命に同じラインをトレースして付いて行こうと粘ったが、1コーナーでついた差をゴールまで詰めることができずに69位でゴールとなった。しかし最後にレースらしい競り合いをして思い切り追い込んでゴールしたことに気持ちよさを感じてのゴールとなった。

最後の2周で気持ちを立て直して少し順位をあげることが出来たが、そうでなければ完走することも危ないレースであった。やはりアンダー23クラスはレベルが高いと言うことは簡単であるが、正直今日のレースは自分の実力を全く出せておらず、まだアンダー23の雰囲気を掴むことも出来ていないと感じる。

先週のアジア選手権では猛烈な暑さと空気の悪さの中で荒い呼吸を繰り返したためにレース後半は過呼吸のような状態になっていたのだが、そこで蓄積した呼吸筋の疲労を回復させることができなかったことが今回の不調の原因だと思う。レースまでの試走、ウォームアップの時の脚と上半身の感覚は決して悪くなかったのだが、無酸素運動に対応出来る身体の状態ではなかったようだ。ただ原因不明の不調ではなく、理由が分かっていての不調であることが救いだ。レース前に自分の身体の状態を見極められなかったことは悔やまれるが、来週もワールドカップがあり悔しさを晴らす舞台はある。すでに気持ちは切り替わっている。

現にレース中はもう自転車から降りたくなるほど苦しかったのに、いざレースが終わってみれば来週のレースでいかに上手く走るか、そればかりを考えている。自分は本当にMTBレースが好きで、特にワールドカップの雰囲気は大好きだ。いつか必ずこの舞台で自分の納得出来るリザルトを残したいと思う。そしてそのチャンスはもう来週に迫っているのだ。

今週はドイツからチェコに移動し、週末のワールドカップ第2戦に備えます。
早くレースがしたい。リベンジしたい。今はそんな気持ちでいっぱいです。

次戦も応援とサポートの程、宜しくお願い致します。
                                       
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク        ANCHOR プロトタイプ

コンポーネンツ   SHIMANO XTR
ホイール      SHIMANO XTR
ハンドル                  SHIMANO PRO シマノプロ
ステム                      SHIMANO PRO シマノプロ
シートポスト       SHIMANO PRO シマノプロ
シューズ         SHIMANO SH-M315E

フォーク      SR SUNTOUR AXON 100mm(サンツアー)

ヘルメット              KABUTOOGK)レジモス スペシャル・チームカラー
グローブ      KABUTOOGKPRG-1

ウエア          Wave One

サングラス              OAKLEY Radarlock

サプリメント       SAVAS(株式会社明治)
                              ピット イン リキッド・ SAVASスポーツウォーター・パワーアミノ2500。 


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