こんにちは。
今僕はスペインのバルセロナに来ていて、コーチのオリビエ、今季からチームメイトとなったフランスU23チャンピオンのジュリアンと一緒に合宿中です。
そして早速今日から練習開始の予定だったのですが、、、、
昨日から続く謎の腹痛によって午前練は全くと言っていいほど走れず、午後は練習中止で身体を休めることになりました。
こういう時にいつも通りの僕なら練習できなくて悔しい、自転車乗りたいと思うはずなんですが、正直今回は無気力で何もやる気が起きない状態です。練習どころか着替える、トイレに行くといったことすらしんどい。。。普段はわりと身の回りは整理整頓するタイプなんですが、今は部屋も乱れてしまってます。。。そんな自分に嫌気がさしますが、今は体調不良なんだから仕方ないのかな。何もしたくないというのは、何もしてくれるなという身体からのサインだと思っています。
この腹痛の原因は分かりませんが、単純に心身の疲労からきているのは間違いなさそうです。もしくはここのところベルギー、ローマで泥を食べ過ぎたのが原因かも(冗談ではなく...汗)こちらに来てから思い切ったレースをすることが出来無くて、正直レースを楽しめていなくて、そのことが一番自分のストレスになっていると感じています。
どんなスポーツでもそうだと思いますが、一段上のレベルに行くには強くならないと生き残れないという環境に身を置くことだと思います。自分は弱いと認めて、でも自分への誇りは忘れずに精進する。。。単純ですがなかなか辛いことです。日本ではレース中にいくつかのミスがあっても勝てる、もしくは表彰台に上がれたとしても、こちらでは120%の力を出しているのに完走すらできないことがあります。よりダイレクトに自分の弱いところを突きつけられます。
でもひとつ言えるのはこの環境は僕が臨んでいたものであって、自分で選んだ道だということ。そして沢山の方達のサポートによって支えられていること。決して異国の地で「独りで」走っているんではないということです。それを忘れちゃいけませんよね。
ちょっとすっきりしたかったんで適当に文章を並べちゃいました。
読みにくくてすみません。
とりあえず体調不良からの復帰を目指します。
身体が元気になれば自然とモチベーションも上がるはず。
二十歳を目前に最後の試練かな。
負けないよ!!
2014年1月9日木曜日
2014年1月4日土曜日
Bpost bank trofee #6-G.P.Sven Nys:レースレポート
大会名: Bpost
bank trofee #6-G.P.Sven Nys
開催日: 2014年1月1日
開催場所: ベルギー・Baal
カテゴリー: U23
リザルト: 26位(マイナス1ラップ)
天 候: 曇り
コースコンディション: マッド
新年早々、1月1日からベルギーではシクロクロスレースが開催される。
Bpost bank trofee第6戦G.P.Sven Nysに参戦してきた。
この大会は現世界チャンピオンのスヴェン・ネイスの名が付く大会で、ベルギーでは毎年1月1日に彼の地元Baalで開催されている格式高いレースだ。
コースは僕がこれまで走ったシクロクロスのコースの中で最もテクニカルかつ体力的にもキツいコースであった。アップダウンが激しく、泥の路面でグリップが悪い。
泥用のタイヤで空気圧を極限まで下げても、テクニックが無ければまともに自転車を走らせることすら難しい。正直、僕の今持っている技術では全く対応できないコースであった。
スタート前からコースに対する不安は尽きなかったが、泥レースで強くなるにはとにかく場数を踏むことが重要なはず。日本ではまず経験できないコンディションでレースをするのだから、一つでも多くのことを学ぼうと思いながらスタート。
今回もスタートで遅れてしまい集団後方で1周目を終える。2周目から徐々にコースにも慣れて徐々に順位を上げて行くが、やはりスタートの出遅れが響いて前の選手との差はなかなか縮めることができない。周りの選手と比べても、踏んで行く区間では先行できても、泥区間での細かいミスで遅れてしまい、結局同じスピードになってしまっている。思うように力を出せないもどかしいレース。26位の−1ラップでレースを終えた。
今の自分に足りない物は沢山あるが、まず克服しなくてはいけないのはスタートのスピード、そして泥でのバイクコントロール。ここまでのレースではスタートで埋もれて後方に下がり、泥区間で遅れて順位を上げていけないというレースがずっと続いてしまっている。
レース中も決して限界まで追い込めているわけではなく、むしろ日本でのレースのほうが力を出し尽くすレースをできていた。今はコースの難易度の高さ、周りの選手のスピードに慌ててしまい、自分の走りが出来ていないと感じる。こちらの選手はユースクラスのときから今日のような泥レースを走っているので、今の自分がテクニック的に劣っていることは仕方が無い部分もある。ただそれを言い訳にしていては何も学べないし、ベルギーにきた意味が無い。これから沢山のレースを走って、その度に一つでも多くのことを学び、次のレースに繋げていくことが今の僕に求められていることだと思う。
今は悔しいレースが続いているが、これも勉強。
今回のレースでも試走の時よりは泥区間も上手くこなせていたし、やはりレースでなければできない走り、学べないことは沢山あると感じた。
もっともっと、激しいコンディションのレースを経験していきたい。
次戦は今週末の日曜日に開催されるWorldCup第6戦。
久しぶりにベルギーを離れてイタリア・ローマでのレース。
自分が今持っている力を全て出し尽くすレースをしたいと思います。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
バイク
ANCHOR CX6
コンポーネンツ SHIMANO 6870系
ULTEGRA Di2
ホイール
SHIMANO DURA-ACE C35
ハンドル SHIMANO PRO
ステム SHIMANO PRO
ペダル SHIMANO XTR
シューズ
SHIMANO SH-M315E
ヘルメット KOOFU WG-1 スペシャル・チームカラー(U23チャンピオン仕様)
グローブ KABUTO(OGK)PRG-3(レッド)
ウエア Wave One 冬用長袖ワンピース
サングラス OAKLEY Racing
Jacket
サプリメント
SAVAS(株式会社明治)
レース前(アップ中):SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
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