2015年3月24日火曜日

CSC Classicレースレポート

                Photo by Aliokaさん      

大会名:         第2回 CSC Classic
開催日:   2015322
開催場所:  静岡県修善寺 サイクルスポーツセンター
カテゴリー: エリート
リザルト:        3位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ(一部ウェット区間あり)

今年で第2回大会となるCSC Classicに参戦してきた。身体に強い刺激を入れたい今の時期に実戦形式のXCO競技のレースができることはとても有り難い。またレース会場も去年の全日本選手権が開催されたサイクルスポーツセンターであり、今の自分のコンディションを見極めるのには最適のレースとなった。
コースは一周10分弱と短いながらも、急斜面のテクニカルなシングルトラックや、トルクのかかる低速な登り区間も新しく用意されていて、とてもバランスの良いコースに仕上がっていた。

2列目からのスタート。ウォーミングアップの時から若干脚に重さがあったので、前半は無理に踏み過ぎずに中盤からペースを上げていくイメージを持ってスタート。最初の登りは6番手ほどであったが、身体がいっぱいいっぱいという感覚では無かったので落ち着いていた。順調に順位を上げていき、1周目は4位で通過する。先頭の小野寺選手とは早くも差が開いてしまったが、2番手パックは近い位置。前にいる選手に追い付くのを目標にしてペースを上げていく。だんだんと身体の余計の力も抜けてきて、スピードが上がるようになってきた。
レース中盤には3番手に上がり、15秒ほど前を走る前田選手を追いかける。冬の間もシクロクロスには出ていたのでレース中の高い心拍数には身体は順応できているが、レースペースでのダウンヒルでは動きが固くて思うようにスピードを上げられない。シングルトラックでのミスも多くて、なかなか前田選手との差を縮められないままレースは残り2周回へ。
レース時間が短いので、苦しくても全力を振り絞らなければならない。なんとか10秒あたりまで差を縮めた。高強度の登りにも身体が慣れてきて、しっかりと踏んだだけバイクが進んでいく感覚を味わえている。このまま2位に浮上して、少しでも小野寺選手との差を縮めてゴールしたい。しかし試走のときからずっと苦手意識のあったシングルトラックの泥区間で大きなミスを犯してしまう。ライン取りに失敗してタイヤを滑らせ転倒してしまった。すぐに立て直して身体にもバイクにもダメージは無かったのだが、転倒後はリズムの悪い走りとなり失速してしまった。そのまま3位でのゴールとなったが、60分という短い時間の中で全力を出し尽くした中身の濃いレースをすることができた。

このレースを走ったことで、身も心も一気にMTBシーズンに突入できたように感じる。
走りの手応え、レーススピードでオフロードを走らせる感覚、そしてこれから開幕戦に向けての一ヶ月という期間で何に重点的に取り組むべきか、今回のレースが明確にさせてくれた。
次のレースは3週間後のCJ-2菖蒲谷。ここで優勝できれば5月の開幕戦に向けても大きな自信をつけることができるので、引き続き今できることに全力で取り組んでいきたいと思います。

これからも応援のほど、宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

レース結果
優勝 小野寺 健(MIYATA-MERIDA
2位 前田 公平(BIORACER
3位 沢田 時 (BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM

使用機材
バイク       ANCHOR XR9

コンポーネンツ    SHIMANO XTR Di2 M-9000シリーズ
ハンドル     SHIMANO  PRO
ステム                        SHIMANO  PRO
ペダル      SHIMANO XTR
シューズ           SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-3(レッド)

ウエア            Wave One レジェフィット

サングラス                OAKLEY Racing Jacket
         レンズ PRIZM TRAIL

サプリメント     SAVAS(株式会社明治)
                                     レース中:SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー


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