2015年5月19日火曜日

CJ-U 八幡浜:レースレポート


大会名:         CJ-U 八幡浜インターナショナルクロスカントリー
開催日:   2015年月519
開催場所:  愛媛県・八幡浜市
カテゴリー: エリート
リザルト:        7位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ&一部マッドコンディション

シーズン前半戦の山場、国内で唯一のUCIカテゴリー2クラスのレースである八幡浜インターナショナルの日を迎えた。
国内戦としては珍しく木曜日から八幡浜に入り、3日間コースを走り込むことでテクニカルなコースに身体を馴染ませていく。練習の質を落とさないようにしながらも徐々に量を落としていったことで、疲労が抜けて身体の反応は良くなり、スピードの出易い状態にすることができた。実は2週間前の朽木でのレースを終えてから身体に痛みがある箇所があったのだが、そこもチームマッサーのJoeさんに診て頂いたことで痛みは完全に無くなり、なんの不安も無くレースに臨むことが出来た。

久しぶりの八幡浜でのレース。実はエリートカテゴリーでこのコースを走るのは初めてであった。完成度の高い八幡浜のコースは自分としては得意&好きなコースと捉えているが、それは他の多くの選手も同じ。自分の持ち味をどれだけ発揮できるか。序盤から先頭争いに絡んで表彰台に立つことを目標にレースへの準備を進めていく。

一列目の中央からスタート。今回はアップの時からスタートを上手く決められるという予感と自信があった。それが現実となり、最高のスタートを切る。ホールショットを取って先頭でアスファルトを駆け上がっていく。シングルトラックの手前で小野寺選手に前に出られるも、2番手で長いシングルトラックの下りに入った。ここでぴったりと付いていきたかったのだが、小野寺選手の下りのスピードが速く5秒ほど差が開いてしまった。追い付くためにコーナーの立ち上がりを全力で踏んだため、下りでも心拍が下がらない。コース中盤の桜坂に入る前にいったん息を整えなければならなくなり、この間に5番手に順位を落としてしまった。1周目は6番手で通過。同じU23カテゴリーの中原選手の背中を追いかけ、2周目に入っていく。前の選手と同じタイミングで自分もスピードが落ちてしまうため、なかなか順位を上げることが出来ない。さらに後方から追い上げてきた選手に付いていけずに8番手となる。このまま終わるわけにはいかない。ラスト2周になったところで、ペースを上げて中原選手を振り切って単独7番手に。だんだんと近づいてくる6番手の門田選手の背中を追いかけながら最終周回に入る。しかし自分としては珍しく両足の太腿が攣りそうな感覚があり、急斜面で思いっきり踏み込むことができなくなってしまった。最後は門田選手との差を7秒まで詰めたが、一歩届かず7番手でのゴールとなった。

最近のレースでは同じような展開が続いてしまっている。前半の先頭争いに加われるかどうかの勝負所で粘れず、レース後半に少し立て直すが、あと1人を追い抜けずにフィニッシュというレース展開。毎回力は出し切れているが、自分の壁を破れ無いレースを繰り返しており非常に悔しい。

例え圧倒的な力が無くてもこのセクションだけは負けない!という場面が一つでもあれば、レースで勝負する上でとても有利になるということをシクロクロスで学んできた。今の自分にはそういったここだけは誰よりも得意だと言えるセクションをコース上に作れていないため、苦しいレース展開になってしまっているのだと思う。しかし、それは落ち込んでいても仕方が無いので、もう一度レースの情景を頭に思い浮かべ、これからの課題克服に努めて行きたい。今回はずっと苦手意識のあったスタートダッシュでホールショットを取ることが出来た。オフシーズンの間から自分なりに考えて苦手なスタートダッシュの練習をし続け、成果を上げることができたのはとても嬉しい。そういった小さな成功体験をこれからも積み重ねていくことで、優勝という目標に向けて必要な大きな自信と武器を作り上げていきたいと思う。

今回も沢山の応援、ありがとうございました!
次戦は翌週の富士見大会です。
これからも応援の程、宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク         ANCHOR XR9

コンポーネンツ     SHIMANO XTR Di2 M-9000シリーズ
ハンドル     SHIMANO  PRO
ステム                        SHIMANO  PRO
ペダル      SHIMANO XTR
シューズ           SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-3(レッド)

ウエア            Wave One レジェフィット

サングラス                OAKLEY RadarEV
         レンズ PRIZM TRAIL

サプリメント         SAVAS(株式会社明治)
                                     レース中:SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー


2015年5月6日水曜日

CJ-U 国際びわこ高島ステージ:レースレポート



大会名:         CJ-U 国際びわこ高島ステージ
開催日:   2015年月53
開催場所:  滋賀県高島市朽木スキー場
カテゴリー: エリート
リザルト:        6位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

いよいよ国内での開幕戦の日を迎えた。
今月からは主要なレースが続いていくので、この開幕戦で結果、内容共に良い走りをすることでシーズンへの良い流れを作っていきたいところ。

朽木のコースは乾いた砂利の路面で非常に滑り易くはなっていたが、気温はそれほど上がらずに最高のコンディションでのレースとなった。前日にチームマッサーのJoeさんに仕上げて頂いた身体の感覚も良好で、自信をもってスタートラインに並ぶことができた。

一列目の中央からスタート。スタートからの最初の登りが非常に長いため、脚に乳酸をため過ぎないように、いつもより軽めのギヤで回転数を上げて走るようにした。登りの斜度がキツくなり周りの選手が少し失速したタイミングで上手く前に上がることができた。3番手の位置に付ける。先頭はチームメイトの平野選手。このペースに付いていければ集団から抜け出せることは間違いないと感じたが、ハイペースに付いていけずに徐々に離されてしまう。

1周目は5番手で通過。調子は良いのだが、ちょっとした油断からセカンドパックにも乗り遅れてしまった。呼吸も落ち着いていて良いペースで登れているが、前の選手との差を詰めるための爆発力が足りない。徐々に自分のペースが落ちてきたところでBHの恩田選手にも前に出られてしまう。ここが勝負所でなんとかついていきたかったが、一気に上がったペースに身体が対応できずに離されてしまう。

レース中盤。少しずつ前を走る門田選手の背中は見えてきたが、なかなか差を詰めることが出来ない。滑り易い路面を恐れて、下りも慎重になり過ぎていたように思う。レース中、単独での走行が多いとだんだんと下りのペースが落ちていってしまうのも今後の自分の課題だと感じた。最後まで力を出し切るべく追い込むが、順位を上げることはできずに6位でのフィニッシュとなった。

調子は悪くなく今の自分の力を出し切ることはできたが、勝負所で力を発揮できなかったことが悔やまれる。もちろん苦しい状態ではあったが、無理をしてでもついて行かなければならない場面だった。消極的なレースをしてしまったことへの自分への苛立ち。自分に必要な練習は分かっている、あとはどういう気持ちと決意でその練習に取り組むかだと思う。
熱い気持をもって、来週末の八幡浜に向けて良い時間を過ごしていこうと思います。
沢山の応援、ありがとうございました。
八幡浜ではスタートからゴールまで、勝つことだけを考えて全身全霊で攻めていきたいと思います!

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク         ANCHOR XR9

コンポーネンツ     SHIMANO XTR Di2 M-9000シリーズ
ハンドル     SHIMANO  PRO
ステム                        SHIMANO  PRO
ペダル      SHIMANO XTR
シューズ           SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-3(レッド)

ウエア            Wave One レジェフィット

サングラス                OAKLEY Racing Jacket
         レンズ PRIZM TRAIL

サプリメント         SAVAS(株式会社明治)
                                     レース中:SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー