2015年6月2日火曜日

CJ#3 富士見大会:レースレポート

大会名:         Coupe de Japon #3 富士見大会
開催日:   2015531
開催場所:  長野県・富士見パノラマ
カテゴリー: エリート
リザルト:        4位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

国内シリーズの第3戦が長野県の富士見パノラマで開催された。
5月に入ってからは連戦が続いているが、レース、練習、休養のバランスを徐々に掴み始めたことで、コンディションはレースを重ねるごとに上がってきていると感じている。
今回はUCIポイントが付く国際レースでは無いものの、一ヶ月半後には同じ会場で全日本選手権が開催されるため、自分の調子を見るためにも非常に大事なレースである。
全日本選手権ではU23カテゴリーで日本チャンピオンのタイトルを守るために戦うことになるが、今回のレースはエリートカテゴリーでの出走。自分にとって失うものは何も無いので、全力を尽くすことのみに集中していた。そして目標であるチームでの表彰台独占を何としても達成したい。
周回数は6周回。路面は完全に乾いていてドライコンディション。レース時間が長くなることが予想できたため、スタート直前にSAVASのピットインリキッドを摂り、1時間半を超える全力疾走の戦いに備える。

一列目の左端からスタート。最初の登りは先頭集団から数秒は遅れてしまったものの、落ち着いて6番手で下りに入る。目の前の選手が落車をしたが、巻き込まれることはなく5番手に上がった。そしてコース上の最も長い登り区間に入る。呼吸も荒れておらずに身体の感覚は良く、登り終わりで3番手まで順位を上げることが出来た。
1周目を終えて15秒程前にチームメイトの斉藤選手と平野選手。自分はBHの中原選手と共に3位で2周目に入る。ここですぐにダッシュをかけて先頭集団に合流したかったが、中原選手に食らいつくだけの走りになってしまう。1周目はそれほどキツさを感じていなかったのだが、予想以上に早い段階から余裕が無い走りになってしまった。2〜3周目はとても苦しい時間が続き、中原選手との差が開き始め、さらに後ろから前田選手、門田選手にも抜かれるが、ペースを合わせて付いていくことが出来ない。ここで気持ちが切れたら終わりなので、なにも考えずに無心でペダルを踏み続けた。
先頭の2人からは大きく遅れてしまったが、3位までの選手は視界に捉えられる状況でレースは後半へ。富士見のコースの難所であるリフト下の直登はシマノXTR Di2の変速性能に助けられた。シンクローモードのおかげで登り途中からフロントをインナーギヤに変速できるため、ケイデンスを一定に保つことで脚の疲労を最小限に留めることが出来た。このおかげで徐々に自分の走りのリズムを取り戻し、ラスト2周に入ったところで一気にペースアップ。この周回で一気に2人を抜いて4番手に上がった。さらに3番手の門田選手の背中も近くなってきた。ファイナルラップに入り20秒少しの差で3番手を追いかける。しかしレース後半から出始めていた右の腰の痛みが強くなり始めたことで、思うようにペースを上げることが出来なくなってしまった。自己最高位ではあるものの、悔しさが残る4位でのフィニッシュとなった。

1周目の入りは良くなってきているものの、2周目から失速するレース展開が続いてしまっているため、練習方法を見直して改善に努めて行きたい。一ヶ月半後の全日本では必ず優勝することはもちろん、どんな走りをして勝ちたいかを自分の中でしっかりとイメージして最高の勝負ができるように準備を進めていきます。今回はまたしても自分の力不足でアンカーチームでの表彰台独占を逃す結果になってしまいましたが、今シーズン中には必ず達成できるように、そして自分が表彰台の真ん中に立つんだという強い気持ちを持っていきたいと思います。

これからも応援のほど宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9

コンポーネンツ     SHIMANO XTR Di2 M-9000シリーズ
ハンドル     SHIMANO  PRO
ステム                        SHIMANO  PRO
ペダル      SHIMANO XTR
シューズ           SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-3(レッド)

ウエア           Wave One レジェフィット

サングラス                OAKLEY RadarEV
         レンズ PRIZM TRAIL

サプリメント          SAVAS(株式会社明治)
                                     レース中:SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー


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